「その街の最高の舞台で、その街の最高のチームを決める。」
たまたま通りかかったお店に、そんな文句のポスターが貼ってあった。
ストリートバスケットボールのトーナメントが、島根で開催されるという。
ただ単にバスケ好きが集まって身内だけで行うものではなく、観客からチケット料を取る興行としてのイベントというところにも、職業柄とても惹かれた。
次の日には、主催のEmbaixadaさんにチケットを購入しに行った。
SOMECITYという国内唯一のストリートボールリーグの、oneday トーナメントを島根で開催したい。Embaixadaのオーナーの高橋さんは、そんな思いから様々な努力をされて開催までこぎつけた、熱い人だった。本番楽しみにしてますと告げて、店を出た。
当日は、開演前から長蛇の列。
ギグバンドをチケットと引き換えにもらい、会場内へ。
かっこいい。
松江を代表するトラックメーカーの符和さんのDJ、場内のライティング、コートを囲む客席。地元MCのHONSHOWさんがさらに盛り上げてくれる。
今回は、8チーム参加で島根県はもちろん、広島や鳥取などからもエントリーが。
各チームの登場時が本当にかっこいい。やばい。
トリッキーなプレーで観客から歓声があがる。
バスケと音楽って本当に親和性が高い。ついつい体を動かしながらゲームをみてしまう。
飲食ブースも地元のカレー屋さんやカフェなどが出展していて、どのブースも美味しそう!
東京からSOMECITY Tokyo を代表して、Team ballaholicの3人とのエキシビジョンマッチや、松江のストリートダンスチームのパフォーマンスもあり、会場は大盛り上がり。
純粋にゲームを見て楽しいだけではなく、音楽、MC、観客、一体となって
醸し出す会場内の雰囲気が本当にやばい。
本当に、ボーラー(選手)一人一人が、輝いていた。
久しぶりにバスケがやりたくなったのは、自分だけではないだろう。
優勝は、松江の「fool ballers」
来年3月に東京で開催されるSOMECITY 2014‐2015 The Finalに島根代表として出場決定した彼ら。ぜひ東京でもその熱いプレーで観客を魅了し、島根代表として勝ち進んでほしい!
島根でこんなCOOLなイベントに参加できるとは本当に思わなかった。
島根は確かに田舎だけど、色々な人たちが街をそれぞれのスタイルで盛り上げている。
この日、Embaixadaの高橋さん含めた主催関係者は、
確実に一つの新しいカルチャーを島根に生み出した。
Embaixada
http://www.rakuten.co.jp/embaixada/
SOMECITY SHIMANE
https://www.facebook.com/somecityshimane